今回はデジイチから少し離れ、スマホ用のセルカレンズについて書きたいと思います。最近はスマホカメラの性能も良くなり、屋外でもスマホで撮影している人が多くなりました。子供の運動会でもスマホで撮っている人が居るくらいです。
目次
はじめに
今回、購入したのは「LIEQI製 LQ-017 235度 超魚眼スマホレンズ セルカレンズ SUPER WIDE FISHEYE」と「セルカレンズ 3点セット」の2つです。この手のスマホ用レンズは種類が沢山有り、価格もピンキリなのですが、今回のはそれぞれ1,180円と580円でした。3点セットくらいのセルカレンズは百均にも有りますが、この程度の低価格帯なら、品質的にはそれ程差は無いと思います。235度の出目魚眼レンズは、安くてもこの程度の価格なので、おもちゃにしてはちょっと高く感じますが、物は試しで買ってみました。
セルカレンズについて
一応ちゃんとレンズキャップまで付属し、LIEQIのは収納用巾着袋まで付属してました。この手のはスマホのレンズ部分にクリップで留めるようになっていて、スマホに接触する部分は、スポンジ状のクッション剤やゴムなどが付いているため、傷などの心配はなさそうです。このクリップは割と挟む力が強くて、開いたところの写真を撮る時、手で開いていたのですが、どうしても動いてしまうためウサギに協力してもらいました(笑)。挟む力が強くて接触部分が柔らかいため、画像の様にクリップの跡が付いてしまいました。
これらのレンズには、きちんと横に仕様が印字されています。3点セットの0.67倍の広角レンズは、マクロレンズとセットで使用し、0.67倍のレンズ部分を取り外せばマクロレンズとしても使用出来ます。他のふたつはそれぞれ単独で使用します。これらの面白いところは、クリップとレンズの取り付けネジが共通で、どれでも使い回すことが出来るところです。
取り付けるスマホ
今回、これらのレンズを取り付けたスマホはASUSのZenfon Liveで、普段はスマホケースに入れて使っているのですが、レンズを付けるにはちょっと不向きなので、撮影の時はケースから出して撮影しました。一応ケースに入れていても撮れないことはないのですが、レンズがきちんと密着しないため、綺麗に撮るにはケースから出した方が良さそうです。まぁ手間と言えば手間ですけどねw
実写
実際に撮った画像が下図です。上から何も付けてない状態、0.67倍、180度、235度です。
画像を見た通り、倍率に従って広範囲が写り、建物とかが小さく写ります。まぁやはり写りは価格並みで、中心部分は比較的きちんと写っていますが、周りはボケていたり歪んでいたりです。まぁ魚眼なので周辺が歪むのは当然としても、ちょっとボケ過ぎですね。あとどうしてもケラレます。この辺はわざと円周魚眼として残しても良いし、ピンチアウトでケラレないところまでズームするか、正方クロップするかですね。
マクロ撮影
そしてマクロレンズで撮影した画像が下図です。
マクロ撮影だとほとんどケラレないです。このマクロレンズはかなり寄れて、ほぼレンズと被写体がぴったりくらいまで寄れるのですが、光が入らなくて暗くなるため、どうしても光が入るくらいまでは離さなくてはいけなくなります。布の繊維まで見えます!
まとめ
以上、ちょっとデジイチとは少し離れましたが、同じカメラでの撮影ということで記事にしてみました。スマホで撮った画像は、スマホで見たり、サムネイルで見る程度ならそこそこ見られるのですが、PCなどである程度大きく写すとやはり画質の悪さは否めませんね。この手のセルカレンズの高価格帯に、歪みが少ないとかケラレないとかのものも有りますが、スマホのレンズに数千円も出すのはどうかと思ってしまいます。作例を見てみると確かに綺麗に撮れてはいますが、所詮スマホ画質ですからね。お遊び程度と考えた方が良いでしょう。ちなみに、このブログのプロフィールページのカメラ一式を写したのがこのスマホだったりします。高価格帯のスマホに高価格帯のセルカレンズを付けたらそこそこ綺麗に撮れる?プロも納得とか言ってるスマホも有りますからね。