I-O DATA ディスプレイ EX-LDQ271DB

 今まで使っていたPC用ディスプレイが古くなり、画面上部に白い線が入るようになったため、I-O DATA製のディスプレイに買い換えました。27インチのIPSパネルで2560×1440のWQHDです。

はじめに

 古いディスプレイは、気になりながらも「とりあえず写るから良いか!」って感じでしばらく使っていたのですが、写真を見るとき、上側は空の青になることが多いため、白い線が目立つことが多かったのです。この白い線も最初は短くて一本だったのですが、だんだん線が伸びてきて、気がつくと二本になってしまいました。その様子が下図です。ちなみに、紛らわしいですが、斜めに入っている白い線は写真に写った飛行機雲です。

ディスプレイ 白い線

白い線が入った様子

 ずっと我慢して使っていたのですが、さすがに古いし気になるので、次のディスプレイを物色していて、いくつかの候補をAmazonの「ほしい物リスト」に登録していたのですが、丁度タイムセール品になり、5%割引になっていたので思わず注文してしまいました。約三万円の5%(約1500円)だから結構な額ですからね。ちなみに、今も5%引きクーポンが使えて、同じ金額で買えます。

商品説明

類似品との違い

 今回購入したI-O DATA製のディスプレイ EX-LDQ271DBは、LCD-MQ271XDBのHDMIケーブルが省略されたモデルで、限られた店舗でしか扱っていません。HDMIケーブルが無いだけでディスプレイ自体は同じ物なので、HDMIケーブルはいくつか持っているため、安いこちらを買いました。ケーブル一本で数千円違うのは大きいです。どちらもDisplayPortケーブルは付いていて、私はDisplayPortケーブルで接続する予定だったので、尚更必要なかった訳です。

入力端子

 入力端子はHDMIが3個とDisplayPortが1個で、DVIとかD-Sub端子は付いていません。これは規格の特性上仕方がない部分があって、DVIやD-Sub接続だと1920×1200までしか表示出来ないからです。まぁ繋いで設定で1920×1080にすることも出来るのですが、それなら2560×1440は必要ないってことになりますからね。古めのPCを使っている人は、DVIやD-Sub端子しか無い場合もあるので注意が必要です。

音声

 このディスプレイには2W + 2Wのスピーカーも内蔵されていて、ヘッドフォン端子も有ります。スピーカーへの出力は、HDMI接続かDisplayPort接続で、映像と一緒に音声も出力されます。PCに直接別のスピーカーを接続し、PC側で音声出力を切り替えれば、別のスピーカーを使うことも出来ます。その際、ディスプレイから音は出ません。

届いてみて

 実際に届いてみて、まずその軽さに驚きました。27インチだからそれなりに重いと思っていたのですが、配送業者の人が小さい箱を軽々と持って来て渡されたので「あれ?」って感じでした。重量を調べてみると、今まで使っていたLGのW2600Vは10.6Kgで、今回のI-O DATAが5.3Kgなので、丁度半分の重さです!バックライトがLEDになったのが大きいんでしょうね。配達は、ディスプレイの箱に直接宛名ラベルが貼られてました。

ディスプレイ 梱包

ディスプレイの梱包

設置して

 重い旧型のディスプレイを取り除き、新しいディスプレイを設置しました。以前のLGのは25.5インチの1920×1200で、今度のは27インチの2560×1440で画面は少し大きいのですが、新しいものはフレーム幅が狭いため、外寸はほぼ今までと同じなのです。スッキリして良い感じです!

使用して

操作性

 早速PCとDisplayPortケーブルで接続し、電源を入れて表示させてみました。まぁディスプレイの基本?、異常に明るい状態です。サイトを表示させて背景が白いと眩しくて仕方ない程です。何故かディスプレイの初期設定はどれも異常に明るいですよね。ここでディスプレイの明るさを調整する訳ですが、設定ボタンは4個有り、電源ボタン以外の表記はどれも三角マークになっていて、どれが何のボタンなのかわからないのです。説明書を見てみると、最初はどれでも良いから押すと、案内が画面上に表示されると有りました。ちょっとわかりづらいですよね。しかし、イチイチボタンを見なくても良いのは便利かもしれません。このボタンの位置は向かって右下に有るのですが、裏面に指を回し、ボタンを押すタイプなのでちょっと押しづらいです。今までのものはディスプレイの下側の枠がタッチパネルになっていて、表から押せたので楽だったんですけどね。しかし、タッチパネルはちょっと手が触れただけで反応することが有ったので、誤作動が無いという意味ではこっちの方が良いかもしれません。ただ、指を回し込まなければいけないため、ボタンの手前を開けておかなければいけないのは不便です。ボタンは横とか下とかに付いている方が便利そうです。

表示してみて

 実際に写してみると、今までのはTNパネルで、今回のはIPSパネルなので写真とか表示すると綺麗です!サイトなどを見ていても発色が良いです。今までずっと使っていて気にならなかったですが、買い換えてみると、今までのはスクリーンが掛かっていたかのようです。今度のは色がくっきり出る感じです。この機種には超解像度という機能が付いているのですが、試してみると写真とかがくっきり表示されてかなり良いです!超解像度も数値を調整出来るのですが、強くすると粗くなりすぎるため、程々のところに調整しました。色合いも調整出来て、あらかじめ写真用とか映像用とか用意されているのですが、写真用は明るすぎてダメそうです。結局常にノーマルで使ってます。エンハンストカラーというのもあり、値を調整出来るのですが、これも値を大きくすると明るくなりすぎてダメなので、少しだけ値を上げました。ブルーライトもカット出来るようになっていて、カット具合を調整出来るのですが、色合いが変わるため無効にしています。

画面の大きさ

 画面の大きさはほとんど変わらず、解像度が1920×1200から2560×1440になるため、文字が小さくなって読みにくくなるかと思っていたのですが、それ程気になることもないため、このまま使うことにしました。文字が小さく感じる場合は、Windowsの設定で大きく出来るため、そうしようと思っていたんですけどね。それよりも解像度が大きくなったことのメリットが大きいです。画像が大きく写せるし、FHDの動画が画面一杯にならないですからね。

スピーカーについて

 このディスプレイにはスピーカーが内蔵されているのですが、ハッキリ言って音は良くないです!スピーカーは背面上部に付いているのですが、こもったような音がします。それでもスペースをとらないため、妥協して使っています。音量は意外と大きく出来ます。ディスプレイ内蔵のスピーカーはどれもオマケ程度ですね。音にこだわる人は、やはりきちんとしたスピーカーを繋ぐのが良いです。聞こえれば何でも良いって人向けです。ここでちょっとおかしいと思うのがイヤホン端子で、イヤホンなんてずっと繋いで使うものではなく、必要なときにその都度差し込んで使うと思うのですが、差し込み口がHDMIとかと同じ背面にあり、差しにくいのです。下からは手が回らないし差し込み口が見えないため、使うのを諦めました。ボタン同様改善して欲しいです。

まとめ

 以上、ディスプレイを新調したことについて書いてみました。写真を表示することが多いため、高解像度でIPSパネルになったことは大きいです!これでブログにアップする写真も変わってくるかも?このブログにアップしている写真は1200×800に縮小しているのですが、このディスプレイだと小さく感じます。しかし、スマホや低解像度の人のことを考え、これからも同じサイズで行きます。

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