ねじ込み式ラバーフード

 以前書いたNeewer 72mm径フィルターセットの中に入っていた、ねじ込み式ラバーフードについて書いてみたいと思います。レビューを見ると使わないとか書いてる人も居ますが、これ、使い方次第でかなり便利なので、使わないともったいないですよ!

ラバーフードの外観

 まずは外観から。一般的なプラスチック製のレンズフードに比べると比較的大きいです。隣の「Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR」用フードと比べてみると、その大きさがわかると思います。

ラバーフード 比較

ラバーフードの比較

 このラバーフードは折りたたむことが出来るので、高さは低く出来ます。持ち運び時に長さを短かくすることが出来ますが、上図のように大きさがあるため、省スペースになるという程ではないです。これはねじ込み式なので、標準のフードを逆付けした方が省スペースですよね。しかし、逆向きにする手間無く小さく出来る点は、プラスチック製のフードには無い利点だと思います。上図は折りたたんだ状態ですが、伸ばした状態が下図です。このラバーフードは二段階ですが(三段階でした。詳しくはこちら)、三段階に伸縮出来るものも有ります。

ラバーフード 伸ばしたところ

ラバーフードを伸ばしたところ

 伸ばすと更に大きくなります。そしてレンズに装着したところが下図です。取り付けたレンズは「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」です。レンズに取り付けるとかなりの迫力です。

ラバーフード 取り付けたところ

ラバーフードを取り付けたところ

 そして前面にはフィルター類を取り付けられるようにネジも切ってあります。このフードはねじ込み式で、フィルターを取り付けるネジを利用して取り付けるため、フィルターやレンズキャップが使えるようになっているんでしょうね。レンズキャップを取り付けたところの画像が下図です。レンズキャップはフィルター用のネジに引っ掛かって留まりますからね。

ラバーフード レンズキャップ

ラバーフードにレンズキャップ

注意点

 ここで注意点として、今までの画像を見てわかる通り、伸ばすと結構な大きさで長さもあるため、広角域でケラレるのです。「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」だと40mm付近まで、キットレンズの「Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR」にステップアップリングを使って取り付けても25mm付近まではケラレます。下図はSigma 17-70mmの17mmで撮影したものです。丸い月を写したものではありませんw

ラバーフード ケラレた様子

ケラレた様子

撮影テクニック

 さて肝心のラバーフードの活用方法ですが、ガラス越しに何かを撮ろうとしたとき、ガラスにこちら側が写り込んでしまったことはないですか?例えば水族館などのガラスで仕切られた展示物や、水槽の中を撮ろうとしたときなどです。その時、フードを外して、出来る限りレンズ先端をガラス面に近づけると、ある程度反射を抑えることは出来ますが、どうしてもレンズやカメラが写り込んでしまいます。そこでこのラバーフードの登場です。ラバーフード、要するにゴムで出来ているこのフードは、ガラス面にピッタリくっつけることが出来るのです。フードをガラス面にピッタリくっつけることにより、レンズの前のガラス面への光が遮断され、写り込みが無くなるのです。その様子が下図です。これは家のテレビ台の上にある、ガラス扉の中に置かれた置物を撮ったもので、そのままでは暗かったため、照明を使って撮影したものです。

ラバーフード無し

ラバーフード無し

ラバーフード 装着

ラバーフード装着

 上図の一枚目を見ると、恐らく照明のフードだと思うのですが、白っぽいものが写り込んでいます。二枚目は前述の方法でラバーフードをガラス面に押し当て、撮影したものです。ガラス越しに撮ったものとは思えないでしょ?ガラス越しに真正面から撮ると、カメラを構えた自分が写ることがよく有るため、写り込まないようにずれて斜めに撮ったりします。ガラスの中を撮りたい場合、どうしても真正面から撮りたいですよね?そんなときに役立つのがこのラバーフードだったりします。

体験談

 以前、ガラス水槽で熱帯魚やエビを飼っていたとき、水槽の様子を撮ろうとすると、いつもこちら側が写り込んでしまい、写らないようにするのに苦労しました。その為、ずっとラバーフードが欲しかったのですが、なかなか買う機会が無かったのです。ラバーフード自体は安いんですけどね。水槽全体を撮りたい場合はどうしても離れなければいけないため、この方法は使えませんが、水槽の中の特定のもの、例えば魚をアップで撮りたい場合などには有効です。同じフィルター径ならメーカーを問わず、どのレンズでも使い回しが出来るため、ひとつ持っておくと良いかもしれません。ステップアップリングを使えば、さらに使い回しが出来ますからね。その時、大きいフィルター径用のラバーフードを買い、ステップアップリングで使う方がケラレる確率が低くなります。逆だとケラレる確率が高まります。その為、この72mmのラバーフードは良いのです。

まとめ

 以上、ラバーフードの活用方法について書いてみました。一見役に立ちそうにないラバーフードですが、こういう使い方も有るよということを知ってもらえればと思います。もちろん通常の遮光のために使っても良いですけどね。その際はケラレに注意してください。

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