テレコンを使い込んでみる

 今までテレコンを使った野鳥撮影について書いてきましたが、今回もテレコンを装着してのマニュアルフォーカスに慣れるため、瀬野川へ撮影に行ってきました。今回は動画撮影にも挑戦してみました。

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はじめに

 撮影に使った機材ですが、いつものように「TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD A005N」の望遠レンズに「Kenko TELEPLUS HD 2X DGX」の2倍テレコンを装着して、マニュアルフォーカスです。

 カメラの設定は、撮影モードを絞り優先モードで絞り開放、マルチパターン測光、ISO感度自動で最低シャッター速度1/500秒です。今回は露出補正をマイナスにするのを忘れてました。掲載した写真はすべてトリミング無しの画像です。

実写

 今回はアオサギに絞って撮影してみました。この時は丁度、鮎の稚魚が遡上していて、それを待ち伏せして捕食しようとしていたアオサギを撮ったものです。

 まずは、首を曲げて低い体勢で鮎の稚魚を狙っているアオサギです。

じっと待つアオサギ

 向こう側へ移動中です。日に照らされ、冠羽が風になびいて格好良いです!でも、ちょっと遠くなった・・・。

アオサギの後ろ姿

 こんな感じで鮎の稚魚がドンドン遡上してます。

鮎の遡上

 アオサギが鮎の稚魚を捕らえた瞬間です。

アオサギの捕食の瞬間

 咥えて鮎の稚魚が暴れているところです。これだけ大きく写せるため、鮎の稚魚だというのがわかります。

鮎の稚魚を咥えてるアオサギ

 鮎の稚魚を飲み込む瞬間です。器用に飲み込みます。

アオサギが飲み込む瞬間

 最後に違う角度から待ち構えているところを撮ったものです。

別角度からのアオサギ

 アオサギは、瀬野川へ行けば会えないことが無いくらい、いつもどこかへいます。体長も大きいため撮りやすい鳥です。

動画

 今回は動画撮影にも挑戦してみました。この動画は、最初にテレコン無しで撮ったものが流れ、その後、テレコンを装着した動画が流れます。撮影は同じ位置から行い、アオサギの位置もほぼ同じです。動画だと鮎の稚魚がドンドン遡上している様子がよくわかります。その為、アオサギが補食するシーンも次々と撮れました。テレコン無しと有りでここまで違います。

おまけ

 アオサギを撮った帰り道にマガモやコガモがいたので撮ってみました。マガモは空に向かって鳴いていましたが、鳴いてる方向には特に何もいなかったんですけどね。コガモは小さく遠かったので、600mmでもかなり小さく写っています。

マガモ

コガモ

まとめ

 今回はアオサギがメインですが、かなり良い感じに撮れてるんじゃないかと思います。D7100を購入してから動画を初めて撮ってみましたが、テレコンを使っての動画撮影はなかなか良かったです。動画も後から編集で拡大することは出来ますが、画像ほど簡単に編集は出来ないので、テレコンを使っての動画撮影は有りなんじゃないでしょうか。2倍のテレコンを使うとマニュアルフォーカスになりますが、何度も撮影しているうちに慣れてきて、失敗もかなり少なくなります。今回のアオサギも80枚近く撮ったのですが、失敗は数枚程度でした。

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