一ヶ月以上前の話ですが、ゴールデンウィークが近づき、テレビやネットでカモの親子のニュースを見掛けるようになりました。そこで、瀬野川にもカモが沢山いるため、親子が見られるんじゃないかと思い調べてみると、見掛けたという写真付の情報を見つけました。そこでカメラ片手に探しに行ってみました。
目次
はじめに
結論から書くといなかったです。親子がいないどころかカモも少なかったです。後で調べてわかったのですが、カルガモ以外は渡り鳥で、暖かくなると何処かへ行ってしまうんですね。それに、最近は川の中洲を取り除く工事をしていて、カモが産卵して子育てをする場所が無くなってきたのも原因なのかな?と思いました。安全な場所じゃないと産卵しないみたいですからね。調べたときも、見掛けたという記事は数年前のものばかりで、ここ最近で見掛けたという記事は見つからなかったため、不安は感じていたんですけどね。以前も書きましたが菜の花の件も有りますからね。ちなみに菜の花は、いつの間にか海田町の案内図でも記述が消えてました。
カモの親子
実は前回のアオサギの記事は、カモの親子を探しに行ったけど、見つからなかったためアオサギを撮ったって感じだったりします。そしてその後、諦めきれずに情報を探していると、上流の方で見掛けたという記事を見つけたため、もう一度探しに出掛けたのです。上流と言っても行ける範囲でいそうなところまで行っただけですけどね。さすがに岩がゴロゴロ有って、流れが急なところにはいないでしょうからね。代わりに1匹だけで泳いでいたカルガモを掲載します。
結局、どこにもカモの親子は見えず、仕方なく別の鳥を撮って帰りました。たまたまタイミングが悪くてどこかへ隠れていたのか、そもそもいなかったのかわからないですが、今回は諦めることにしました。テレビのニュースでやってたけど、縮景園にはいたみたいですね。カワセミは見つけたけど、カメラを構えている間に逃げられ、トコトンついてなかったです(>_<)
それはともかく、その時撮った画像を掲載してみたいと思います。あんなにうまく撮れなかった鳥たちが、何度も試行錯誤しているうちにそこそこ綺麗に撮れるようになりました。これ以上はレンズの限界で、高級なレンズを買わないと無理だと思うことにしました!人間諦めが肝心です!w
今回の機材
今回はいつも行かないような上流まで行ったため、川幅が狭いというか、流れが分かれているため鳥までの距離が近く、テレコン無しでも十分大きく写すことが出来たので、すべて「TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD A005N」だけで撮りました。露出補正を-1.0にしたら、ちょっと暗くなりすぎました。露出補正は-0.7くらいが丁度良いのかなと。まぁその時その場面で変わってくるんでしょうけどね。やはりその場で撮った画像を確認し、きちんと設定するのが良いんでしょうね。私は撮りっぱなしで家に帰るまで確認しないですからね。撮影後に一瞬ディスプレイに映るのは見るのですが、小さいディスプレイだと余程変じゃない限りまともに見えたりしますからね。まともに撮れてると思い、家に帰ってPCで見てガッカリなんてのは日常茶飯事で・・・。
アオサギ
毎度お馴染みのアオサギです。川幅が狭いところにいたため、焦点距離300mmでは近すぎて、全体を写すために焦点距離を短くしたほどでした。それでも近づくと遠くへ逃げるため、なかなか近距離での撮影は難しいですね。
焦点距離300mmでこの大きさに撮れます。アオサギの後ろに写っている向こう岸を見ると、川の狭さがわかると思います。
周りの様子も写すため、焦点距離を185mmまで短くして撮ってみました。単純に鳥を撮るだけでなく、周りの景色も入れてみようと思うほど余裕が出てきた?w
川の流れの水しぶきを見るとわかるのですが、割と流れが速くて、川底に石が沢山転がっているため、波が立っています。川にいる感が出て良い感じ?
草むらの中に羽を広げて日光浴?をしていたアオサギです。何かの儀式みたいでちょっと怖い?
飛んでいたアオサギです。飛ぶときは首を曲げて飛ぶんですよね。ちょっと面白い格好で飛んでます。
コサギ
こちらもいつ行っても出会うことが出来るコサギです。このコサギは、たまたますぐ近くにいてウロウロしていたので撮ってみました。逃げないようにそーっと近づいたのですが、やはり警戒して逃げましたが、しばらくじっと待っていると再び近づいてきてくれました。
コサギの後ろ姿です。サギの仲間は冠羽があるため、ちょっと中国人っぽいですよね。いやあくまでイメージであって、日本人のちょんまげみたいなものですね。ラーメンマンみたい!ってことで。
こういう羽を広げた決定的瞬間って何故かいつも失敗するんですよね・・・。慌ててカメラを構えてシャッターを切るからですかね?ピントもボケて枠にも入ってないという・・・。
何枚も撮っているとこういう瞬間を撮ることも出来ます。魚はいないですが、水中に向かってくちばしを突っ込んでいました。
あまりにも近すぎて枠に入りきらなかったため、斜めにして無理矢理枠に入れてみました。コサギは名前の通り小さいサギですが、焦点距離300mmでもこれだけ大きく写せるほど近くに来てくれました。
セグロセキレイ
セグロセキレイやコチドリが水浴びをしたり毛繕いしたりしてました。どちらも小さい鳥なので、奥や手前にピントが合ったりして大変でした。いた場所が石がゴロゴロしているところなので、サムネイルでは何処にいるかわからないほどです。
コチドリ
コチドリは何の鳥だかわからなくて調べました。小さいチドリでコチドリらしいです。癖がちょっとだけすごい!w
まとめ
結局、タイトルと中身が全然違ってしまいましたが、とりあえず、野鳥撮影については一旦終りです。川沿いの木も暖かくなって葉が茂りだしたため、カワセミも見つけづらくなり、カモたちの一部はどこかへ飛び立ち、決まった鳥たちしか見掛けなくなりました。今度はどこか山にでも野鳥観察に行きたいですね。意外と街中の庭の木とかに野鳥がいたりしますが、さすがに住宅街で望遠レンズを持って撮影するのは勇気が要ります。