野鳥撮影にハマル はじまり編

 遡ること数ヶ月前、D7100を購入し、試し撮りのため近くの川へ行き、望遠レンズで野鳥を撮ったのですが、偶然カワセミに出会い、野鳥撮影にハマってしまったのです。しかし、家に帰って撮った写真を見てみると、出来がイマイチだったのです。

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はじめに

 最初は試し撮り程度だったので、特に意識をせずにただ目の前の野鳥を撮っていただけなのですが、カワセミに偶然出会い、カワセミの綺麗さに魅了されたのですが、家に帰って撮った写真を見てガッカリしたのです。ファインダーで見たカワセミと、写真に撮ったカワセミが違いすぎて、カワセミの綺麗さが全然撮れてなかったのです。この時、それなりに撮れていれば野鳥撮影にはハマらなかったかもしれません。うまく撮れなかったことで、どうやったらうまく撮れるかいろいろ試すために、何度も撮影に行きましたからね。

野鳥撮影 一発目

 まずはそのイマイチの写真を掲載します。これがD7100を購入してから最初に撮影に行ったときの写真です。レンズは「TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD A005N」でノートリミングです。

野鳥 イマイチ

野鳥 シンクロ

 これは川に着いてすぐ目の前にいたカルガモです。2匹で泳いでいて、エサを捕るために2匹がシンクロして水中へ頭を突っ込んでました。カルガモまでの距離が遠く、焦点距離300mmではこの程度の大きさにしか撮れませんでした。なかなか状況としては良くて、そのまま見るとそんなに悪くない写真に見えますが、拡大してみると眠い画像でガッカリなのです。等倍にした画像が下図です。

カルガモ等倍

 見た通りボケた感じでハッキリしません。最初はD7100は画素数が上がったため、等倍にするとボケて見えるのかも?とか、レンズの性能的にこの程度にしか写らないのかも?とか、D7100を購入して初めての撮影なので、設定がうまくいってないのかも?とか、単純に私の腕が悪いだけかも?とか考えました。等倍は、まずViewNX-iで縮小無し(6000×4000)で出力して、その後Gimpでカルガモの部分を1200×800で切り抜いたものです。

カワセミとの遭遇

 そしてカワセミですが、最初は遙か遠くにいて、小さくにしか写らなかったため、拡大して見ても全然ダメでした。それが下図です。ぱっと見じゃどこにいるかわかりづらいでしょ?二枚目は等倍にしたものです。

遠くのカワセミ

カワセミ等倍

 折角のカワセミが台無しです。さすがに遠くにいる20cm程の小さな鳥を撮るのだから、難しいのは難しいのでしょうが、ちょっとガッカリです。それにしても綺麗な鳥です。この鳥を撮るために、高価な機材を揃えるのがわかる気がしました。

カワセミのダイブ

 そしてなんと目の前で捕食のためにダイブしたのです!下手くそなりに追ってみたのですが、たった三枚しか撮れず、しかも見事にピンボケと被写体ブレになってしまいました。それでもその瞬間を少しは撮れたので、出来は全然ダメですが、これはこれで感動しました。三枚ともノートリミングです。

カワセミのダイブ1

カワセミのダイブ2

カワセミのダイブ3

ヌートリア

 その後、外来種のヌートリアが泳いでいるのを見つけ、写真に撮ったのですが、やはりこれも写りはイマイチでした。これも遠くにいたため小さくにしか撮れませんでした。ノートリミングです。

ヌートリア

野鳥について

 私の近所の川には何種類かの野鳥がいて、最初はなんの鳥かもわからずただ撮っていました。しかし、土手沿いに「瀬野川で見られる水鳥たち」という案内図を見つけて、そこでようやく鳥の名前を知り、それから意識して見るようになりました。まぁなかなか覚えられなかったんですけどね。その案内図が下図です。これを見てから全部の水鳥を写真に撮りたいなと思ってしまいました。夏と冬で毛色が変わる鳥もいるので、夏までは全部揃いそうにないですけどね。

水鳥の案内図

まとめ

 以上、D7100の試し撮りに出かけ、野鳥に出会って撮影したが、うまく撮れなかったという話でした。出会うのが難しいと言われるカワセミにいきなり遭遇し、ダイブする姿まで見られたのはラッキーでしたが、写りが全然ダメでガッカリでした。折角のチャンスをものに出来なかった悔しさから、さらなる向上を目指して機材を買い揃えたり、設定を見直したりしていくことになるのです。

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