野鳥撮影 SIGMAの望遠レンズ編

 今回の野鳥撮影は、以前の記事「野鳥撮影 標準ズーム 番外編?」でも書いたのですが、Sigmaの17-70mmで撮影して等倍にしたものが割と綺麗に撮れていたので、Sigmaのレンズは解像度が高いというレビューも多いため、私も「SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO モーター内蔵」を持っていることを思い出し、このレンズを持ち出して撮影に行ってみました。

はじめに

 この「SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO モーター内蔵」の望遠レンズは、新品で一万円ちょっとと価格が安く、撮影倍率1:2のハーフマクロで撮影が出来ることから、望遠目的ではなくマクロ目的で購入したものでした。詳しくは以前のブログの記事を見てください。望遠レンズは「TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD A005N」を持っているのと、このレンズは手ブレ補正も無くDCモーターでうるさくてオートフォーカスも遅いため、外に持ち出して使うことは無かったのですが、一度試してみようと持ち出してみたのです。このレンズは手ブレ補正が無いため、手ブレしないようにシャッタースピードを上げるため、ISO感度を400に設定して撮影しました。撮影場所はいつもの瀬野川の中流付近です。

コガモ

 まず最初に遭遇したのはコガモのつがい?で、結構コガモまでの距離がありました。今回もトリミング無しと等倍の画像を掲載します。まずこのレンズを使ってみて思ったのが、外で使うと意外と音は気にならなくて、フォーカススピードも十分満足のいくものでした。これが一万円ちょっとならコストパフォーマンスはかなり良いと思いました。そして肝心の写りも満足のいくものです。ISO感度を400にしているため、等倍にするとノイズは少し目立ちますが、羽根の模様もしっかり見えて良い感じに撮れてます。

コガモのつがい

コガモのつがい

コガモのつがい 等倍

コガモのつがい 等倍

ハト

 広島あるあるなのですが、広場などではすぐにハトが寄ってきます。そこで至近距離で撮ってみました。さすがに距離が近くてドアップです。これでも近すぎたので撮影最短距離より遠いハトを狙って撮りました。マクロモードで撮ればもっとアップで撮れたのでしょうが、その時は思いつきませんでした。等倍にするとちょっと怖いです(^_^;

ハト

ハト

ハト 等倍

ハト 等倍

 そして無謀にも飛んでいるハトを撮ってみました。丁度引いて撮っていたときに飛び立ったので、焦点距離は170mmです。何枚か撮ったうちのピントが合った一枚です。やはりフォーカススピードが遅いため、すぐにはピントが合いませんでした。

飛んでいるハト

飛んでいるハト

飛んでいるハト 等倍

飛んでいるハト 等倍

オオバン

 実は今までもオオバンは撮っていたのですが、あまりにもひどい写りの写真ばかりだったため掲載しなかったのですが、今回は結構綺麗に撮れていたので掲載します。全身が黒いためうまく撮れないんですかね?オートフォーカスが苦手な被写体ってありますからね。

オオバン

オオバン

オオバン 等倍

オオバン 等倍

コサギ

 コサギが飛んでいたので撮ってみました。コサギは比較的ゆっくり飛ぶため、撮影はしやすい方だと思います。ただし、このレンズはフォーカススピードが遅いため、ピントが合ってないものも多かったです。腕が悪いってのもあるでしょうけどね。

飛んでいるコサギ

飛んでいるコサギ

飛んでいるコサギ 等倍

飛んでいるコサギ 等倍

 そしてもう一枚、別の場所で撮ったもので、飛んでいて着水寸前のところです。コサギも割と体長が大きいため、比較的綺麗に撮れていると思います。

着水するコサギ

着水するコサギ

着水するコサギ 等倍

着水するコサギ 等倍

ハクセキレイ

 ハクセキレイもよく見掛ける鳥ですが、スズメ並みに小さく、チョロチョロと動くため撮りにくい鳥です。

ハクセキレイ

ハクセキレイ

ハクセキレイ 等倍

ハクセキレイ 等倍

 もう一枚、別の場所で撮ったものです。ハクセキレイの特徴の顔の黒線が無いです。多分ハクセキレイだと思うのですが、違うんですかね?幼鳥だとこんな感じだとか?よくわからないです。

ハクセキレイ?

ハクセキレイ?

ハクセキレイ? 等倍

ハクセキレイ? 等倍

セグロセキレイ

 セグロセキレイもハクセキレイ同様、スズメ並みに小さくてチョロチョロと動きます。ハクセキレイとの違いは顔の色で、ハクセキレイは顔が白で黒線が入り、セグロセキレイは顔が黒で白線が入ってます。名前に「セグロ」と入っているため、背中が黒いのがセグロセキレイだと思っていたのですが、ハクセキレイも黒いですからね。

セグロセキレイ

セグロセキレイ

セグロセキレイ 等倍

セグロセキレイ 等倍

まとめ

 まだまだ掲載したい写真は沢山あるのですが、長くなりそうなので止めておきます。定番のカルガモやヌートリア、シジュウカラなども撮ったんですけどね。そしてカワセミも撮りました。今回この記事を書くに当たって、改めて写真を見ていると、予想以上によく撮れていたため、前回カワセミだけで記事を書いたばかりですが、またカワセミだけで記事を書きたいと思います。

 ここまでのまとめとして、とても新品で一万円ちょっとのレンズとは思えない程いい写りをしています。手ブレ補正と超音波モーターが無いくらいで、写りは他の廉価望遠レンズに負けてないと思います。