Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR(購入編)

 今回は「Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR」のステッピングモーター内蔵で超広角ズームレンズを新品で購入した事について書きたいと思います。これからのシーズンは桜などの花が咲き始め、景色などを撮る機会が多くなるため、今まで持っていたものより、さらに広角が撮れるものを購入したかったのです。

きっかけ

 まず、これからの季節は春から夏、秋と行楽シーズンがやって来るため、景色の良いところに行ったとき、その様子を撮影出来るよう超広角レンズが欲しかったこと、ステッピングモーター内蔵レンズが気になっていたことがあり、このレンズを選択したのですが、いつも通り?すんなりこのレンズに決まった訳ではありません。

Nikon 10-20mm

Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR

購入候補

 候補になったのはNikonのこのレンズの他にSigmaの「10-20mm f3.5 EX DC HSM」、同じくSigmaの「10-20mm f4-5.6 EX DC HSM」が有りましたが、まず「Sigma 10-20mm f4-5.6 EX DC HSM」は、現行販売品ではないので中古が前提であること、スペック的にNikonのものとほぼ同じということで、価格は少し安いのですが止めました。次に「Sigma 10-20mm f3.5 EX DC HSM」ですが、f3.5通しということで明るいのが魅力ですが、価格が少し高めで、Nikonの新品とSigmaの中古がほぼ同じ価格ということで、ステッピングモーターも試したかったということで、Nikonの新品をJoshin webで購入しました。超広角レンズは、屋内で使ったり暗いところで使ったりということは滅多に無いと思うので、ちょっとくらい暗くても良いかというのも有りました。夜景なんかの撮影ではどっちみち三脚などを使いますからね。フォーカススピードも本当は超広角だとそんなに速さは必要ないとも言えますけどね。急いで撮らなければいけない場面より、じっくり景色を撮る場面の方が多いと思うので。

購入

 価格は『価格.com』の最安値よりも安くて、ほぼ中古の美品並みの値段で売っていた為Joshin webで購入しました。Joshin webはクーポンの配布があるし、商品やタイミングによっては会員割引で大幅な値引きがあることがあるため、タイミング次第ではかなり安く買えるんですよ。以前もSigmaの17-70mmを今回と同じような感じで、中古並みの価格で新品を買いました。

届いてみて

 さて、届いて実際に手にしてみると、前玉のキャップ取り付け部分は72mmと広いのですが、ボディー部分は思っていたよりも細く、私が持っているレンズの中で一番細いです。前玉部分が広いのは広角だから広いのはわかりますが、ボディーはちょっと細くて頼りない感じです。マウントもプラマウントですからね。その分、軽いですけどね。

Nikon 10-20 フロントキャップ

前玉 左: 10-20mm 右: 18-55mm

Nikon 10-20mm ボディー

ボディー 左:10-20mm 右: 18-55mm

キットレンズとの比較

 上図はD5100のキットレンズだった「Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR」との比較です。前玉部分はレンズキャップを見ると一目瞭然で随分と広いですが、ボディー部分が細いのがよくわかると思います。フードの大きさも全然違います。今回こうやって並べてみて初めて気付いたのですが、後ろのレンズキャップのデザインが違うものが有るんですね。もう適当に付けてるのでどれがどれのだかわからないですが・・・。とにかく付いてればいいや!って感じでレンズ交換の度に変わってますからねw

ステッピングモーターでの制限

 さて、このAF-Pレンズはステッピングモーター内蔵で、レンズボディーにAF/MFスイッチもVRのON/OFFスイッチも付いてません。その為、使えるボディーが限定されるんですよね。D7100はファームウェアの更新で使えるようになりますが、D5100は使用出来ません。実際にD5100に取り付けてみたのですが、レンズは認識してシャッターも切れるのですが、フォーカスリングを回してもウンともスンとも言わず、ピントを合わせることが出来ません。撮影した画像のExif情報を見てみると、きちんとレンズ名も記録されてるしVRもONになっていました。ステッピングモーター内蔵レンズは、構造上、機械的にフォーカスリングが繋がってなくて、電気的にモーターを動かすらしいので、やはり対応ボディー以外では使用不可なんでしょうね。届いてすぐ試したときはエラーが出てレンズを認識すらしなかったのですが、今、もう一度試してみたらレンズを認識してシャッターも切れました。最初が気のせいだったんですかね?う~んよくわかりません。どっちにしてもピントが合わないんじゃD5100では使えないです。一応、絞ってパンフォーカスにして景色を撮るくらいは出来るかもしれません。試してないので自己責任で。

実際に使用してみて

 実際に使ってみた感じですが、レビューなどではフォーカス音が静かだとよく書かれていますが、確かに静かといえば静かですが無音という訳ではなく、当然ですが超音波モーターとは別の音がします。AF速度はやはり速いです。ピントが合うまでの時間が短い分、余計に音が小さいとか静かだと感じるのかもしれませんね。手ブレ補正はD7100では切ることが出来ず、ずっとONのままですが、このレンズには三脚モードというのがあって、よくわからないですがうまくやるように出来ているらしいです。このレンズは、一部のボディーではフォーカスロックが解除されたり、電源を入れ直したりするとピント位置が初期位置に戻り、ピントがずれるという仕様?だったのですが、2018年2月末のファームウェアの更新でそれも改善されました。ただし、別の問題が発生しました。これについてはまた後日書きたいと思います。

まとめ

 以上、超広角ズームレンズを購入した事について書いてきましたが、次は実際に撮影した様子や、私が所持している他の標準ズームの広角側や魚眼レンズとの写りの違いなどについて書いていきたいと思います。

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