ダイソーのLEDライト

 今回は百均シリーズで、LEDライトについて書きたいと思います。百均へ行くと、LEDライトも色んな種類が有り悩みますが、ダイソーで買った携帯用LEDライトについて、撮影での使用方法などを書いていきます。

はじめに

ダイソー LEDライト

ダイソーのLEDライト

 今回購入したのは上図の携帯用LEDライトです。ダイソーで税抜き100円です。色は白と赤が有ったのですが、白を選択しました。このLEDライトが他と違う点は、照らす範囲を変えられるところです。これが気に入って購入しました。その様子が下図です。大きさは長さ約6cm、直径約2cmで、キーホルダーとしてポケットに入れて携帯するには少し大きく、持って照らしながら歩くには小さい、中途半端と言えば中途半端な大きさです。丁度、シャチハタの印鑑くらいの大きさです。

ダイソー LEDライト ワイド

LEDライト 広く照らした状態

ダイソー LEDライト 狭い

LEDライト 狭く照らした状態

 上図の上が一番広く照らしている状態で、下が一番狭く照らしている状態です。スイッチが輪っかのところに付いていて、押すことでON/OFFを切り替えられます。スイッチの部分の押し込む量で照らす範囲を調整出来ます。電池はLR44のボタン電池がビニールで巻かれて3個入っています。

ダイソー LEDライト ボタン電池

LEDライトのボタン電池

 実際に照らしてみると、小さい割りにかなり明るく照らすことができ、部屋の暗がりを照らしたりするには十分な明るさが有ります。家具の隙間とかを、照射範囲を狭くして照らしたり出来ます。狭くした方が一点に光が集中して明るいですからね。

撮影時の利用

 撮影の時にどういう風に使うかというと、通常の使い方で、夜、夜景などを撮りに行ったとき、暗闇の中で機材を照らすのに使えるのは当然ですよね。例えば夜景を撮るとき、クロスフィルターを付けたり付け替えたりするとき、スノーかサニーか確認したり出来ます。このLEDライトは小さいので、LEDライトを口に咥えて両手で作業も出来ます。

暗い部分を照らす

 他の使い方としては、今までも結構使って撮っていて、このブログにもアップしているのですが、上から照明を当てただけでは明るくならず、影になってしまう場所が出来る場合が有ります。その影になった場所を補助的に、このLEDライトで照らすのです。以前の記事だと「ダイソーの 小銭入れ をフィルター入れに」というところで、小銭入れを開いて中の様子を写すとき、中が暗かったため、LEDライトで照らして撮りました。

ダイソー 小銭入れ 中の様子

小銭入れの中の様子

スポットライト的に照らす

 その他には、照射範囲が変えられる事を利用し、スポットライト的に使用してみます。まずは上から照らしたときの光の様子です。上側が広く照らしたときで、下側が狭く照らしたときです。

ダイソー LEDライト ワイド

LEDライト 広い

ダイソー LEDライト 狭い

LEDライト 狭い

 照射範囲が広い方が光の当たっている場所が明るく、他の場所は暗くなり、照射範囲が狭い方は全体的に明るくなっています。これは測光モードがマルチ測光になっていたため、おかしくなったんじゃないかと思います。さて、こういう光の当たり方を見て、思いついたのがフォーカスを当てたいところだけを照らして撮影するというものです。デジイチは被写界深度を浅く出来るため、ボケを使って強調したいところだけ解像させるということをしますが、それに光を足してみようという訳です。やってみた画像が下図です。

ダイソー LEDライト ダンボー

LEDライト ダンボーnano

 ちょっと出来はイマイチですが、ここからヒントでも得てもらえればと思います。LEDライトを手で持ち、カメラを三脚に固定してISO感度固定で撮ったため、シャッタースピードが遅くなり、光がブレてしまってますが、LEDライトもきちんと固定すれば、もう少しまともな写真が撮れると思います。LEDライトの高さを調整すれば、光が当たる範囲も調整出来ます。上へ上げれば範囲が広く、下へ下げれば狭くなります。上図は光が強すぎな感じもしますよね。もう少し大きな被写体や形の違うものだと、また違った写真になるんでしょうね。

まとめ

 以上、ダイソーのLEDライトについて書いてみました。百均のグッズを使い、いろいろ撮影を楽しむのも良いんじゃないでしょうか?小銭入れの中を照らして明るくするなんてのは、意外と面白いと思うんですけどね。フラッシュを使えば良さそうなものですが、そうすると全体が明るくなりすぎたり、被写体によっては他の場所が反射したり、白飛びしたりしそうです。スポットライト的に使えるってところが利点ではないでしょうか。

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