日浦山登山 地獄岩 下山編

前回の記事では日浦山登山で山頂目前までについてを書きましたが、今回は山頂の絶景と下山したときのことについて書きたいと思います。下山途中で地獄岩という名所?にも立ち寄って絶景を見たり、道に迷ったりしてしまったことなどを書きたいと思います。

はじめに

なんとか山頂に辿り着き、山頂での絶景を楽しみ、昼食を食べて一休みし、それから下山したことについて書いていきます。下山といっても別ルートを通ったため、まったく違った景色が見られました。Bルートで登り、Aルートで下りました。

機材

今回も前回同様、機材はD7100に「Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR」の広角ズームレンズ一本だけで撮影をしました。今回の登山で1,177枚撮影した中から厳選して写真を掲載します。ほとんどが焦点距離10mmの写真です。

山頂からの絶景

今回はいきなり山頂からです。まずは山頂に有る標高を表わす標識から。頂上広場は木が生えているくらいで、下が砂地の狭い場所でした。学校の遠足で来ても、みんなが休むところがなさそうです。ここで景色を見ながら昼食を食べました。昼食と言ってもおにぎりとお茶だけですけどね。それでも食べた後はリュックが随分軽くなりました。

日浦山 山頂

山頂 標高を表わす標識

とりあえず回りの絶景を見てください。まずは海田・矢野方面を写したものから。

日浦山 頂上 海田・矢野方面

海田・矢野方面

続いて瀬野川の上を通る新幹線の高架と安芸中野方面を写したものです。さすが広角レンズだけあってかなり広範囲が写せます。しかし、その分、眼下の景色が遠くに見えます。

日浦山 頂上 新幹線

新幹線の高架と安芸中野方面

今度は広島市街地方面を写したものです。広島駅の線路がよく見えます。

日浦山 頂上 広島市内方面

広島市街地方面

そして向こう側へ行き、畑賀方面を写したものです。こっち側にCルートとDルートへ降りる道があります。

日浦山 頂上 畑賀方面

日浦山 頂上 畑賀方面

景色の良いところにある案内板を入れて広島湾方面を写したものです。手前に海田湾が見え、奥には宮島も見えます。

日浦山 頂上 海田湾

案内板からの広島湾

頂上広場を奥の方からと横の方から写した写真です。木が何本か生えてるだけで、あとは岩と座るための切り株があるくらいです。

日浦山 頂上広場

頂上広場

日浦山 頂上広場

頂上広場

食事をしたり、頂上広場を色々撮ったり、山頂からの景色を撮りまくっていたため、山頂には50分くらい居ました。とにかく絶景で、撮っても撮っても撮り足りないくらいでした。この山は丁度良い高さというか、下が結構目前に見えて恐怖を感じるくらいの高さでした。絵下山くらい高いと下が小さく見えて、それ程高さを感じなくなるんですよね。

地獄岩へ

絶景に後ろ髪を引かれながら下山を開始しました。下山はAルートを通ります。道端に咲いていたツツジを目一杯アップで撮ってみました。やはり広角ズームレンズだけあって、この程度が限界です。これでも花にかなりレンズが近づいてるんですけどね。マクロレンズだと、めしべがアップになるくらいの距離です。それにしてもツツジの種類の見分けが出来ない・・・。

日浦山 ツツジ

ツツジ

Aルートを通っていると、こんな風に手すりが所々に有りました。Bルートには一切無かったので、Aルートは結構整備されてるなと感じました。Aってことは最初に整備されたルートだから、きっちり整備されてるとか?

日浦山 手すり

手すり

そして、いよいよ下からよく見えていた地獄岩への案内板です。ここへ行くのも楽しみにしていました。

日浦山 分岐点

日浦山 分岐点

ついに地獄岩が見えてきました。岩の上に乗っている小さい丸い岩は、動かないようにセメントか何かで固定されていました。さすがにこれが落ちたら危ないですもんね。

日浦山 地獄岩

地獄岩?

ここから帰りのルートらしき道が見えていました。ここから見ても道が開けているのがわかります。

日浦山 Aルート 上から

Aルートを上から

そしてさらに奥を見ると、亀の頭のような尖っている岩が見えます。これが地獄岩ですかね?一番手前に大きく写っている岩が、先ほどの固定されている岩です。ここからもなかなかの絶景です。というか恐怖すら感じる高さです!登山で疲れているのと恐怖とで足が震えるなか、覗き込んで撮りました!(笑)

日浦山 地獄岩

日浦山 地獄岩?

ここから下山する訳ですが、何を思ったか、ここの横の方に道らしきものがあったので、そこを下り始めたのです。Aルートは急斜面を下りるルートなんだと疑いもしなかったです。ちょっと伝わりにくいですがこんな急斜面です。

日浦山 下山

日浦山 急斜面

そしてまた似たような岩場に出て、上を見上げると先ほどの地獄岩が見えます。ここで下を見るとかなりの急斜面で、先ほど見た道には辿り着きそうにないため、ようやく道を間違えていることに気付き、先ほどの地獄岩へ戻ることを決意します。途中の道端の木には赤や黄色のビニールテープが貼ってあったため、ルートを表わしているのかと思ったんですよね。この写真を撮ったところも、鳥除け?のCDが木にぶら下げてあったり、岩にロープがくくりつけてあったりで、一応、来ることが出来るようにはなっているんでしょうけどね。

日浦山 地獄岩 下から

日浦山 地獄岩 下から

結局、先ほど撮った地獄岩と熊野神社の分かれ道の案内板の所まで戻り、熊野神社へ向けて下り始めました。この案内板にAルートって書いてあれば分かったんですけどねぇ・・・。その前に、熊野神社の所へ下りることを調べてから来いって話ですよね。相変わらず下調べが甘いです。

Aルートで下山

ようやくAルートを下り始めたのですが、開けたところに休憩所が有りました。これもBルートには無かったものです。

日浦山 休憩所

日浦山 休憩所

この休憩所から先ほどの地獄岩が横から見えます。横から見るとその急斜面さがよくわかります。あの急斜面を間違えて下りたんですよ。しかも結構下まで・・・。

日浦山 地獄岩 横から

日浦山 地獄岩 横から

Aルートにもやはり岩が立ちふさがっている場所が何カ所か有りました。下山中に見ると先が無いみたいです。ここは横を通るか岩を下りるかです。

日浦山 下山

日浦山 下山 岩

またしても休憩所が出てきました。ここは切り株の椅子に目と鼻が書いてあります。Aルートはちゃんと整備されてる感があります。

日浦山 休憩所

日浦山 休憩所

「松風の路」という案内板が。特に何かある訳でもなさそうですが、この辺は松の木が多いんですかね?こういうのもBルートには一切無かったです。

日浦山 下山

松風の路

登山道には花とかはほとんど無かったですが、ツツジとエゴノキの花は咲いていました。エゴノキは木に咲いているため、下から見上げる形になって暗いため、内蔵フラッシュを使って撮ってみました。この程度なら内蔵フラッシュでも十分役に立ちます。

日浦山 エゴノキ

日浦山 エゴノキ

おなじみの頂上までの距離案内ですが、ここにはイノシシ注意の看板も付いてます。”イノシシ等”となっているため、他にも何か出るんでしょうね。山のあちこちに、イノシシが掘ったらしき跡が有ったので、この山にも居るんだろうなとは思っていました。

日浦山 イノシシ注意

イノシシ注意

またしても休憩所が!今度は切り株の広場という案内板が立ってます。本当にAルートは休憩所とかが多いです。Bルートとは大違いです。

日浦山 切り株の広場

切り株の広場

今度は鬼の洗濯岩なるものが現れました。ここはちゃんとした案内板が無く、白いプラスチックプレートに手書きのマジックで年月日と鬼の洗濯岩、そして下になにやら名前らしきものが書いてあって、岩の所に置いてあるだけでした。もうマジックが消えかかっていて字がよく読めませんでした。日付が2000年だったので、比較的新しいみたいです。

日浦山 鬼の洗濯岩

鬼の洗濯岩

道の途中に「日浦山アルペンルート入り口」の張り紙が。上級者向けのルートが有るんですかね?私が迷い込んだところもこういったルートだったのかな?と思いました。これと同じ赤いビニールテープが木に巻いてありましたからね。

日浦山 下山

アルペンルート入り口

登山口

そしてようやくAルート登山口までやってきました。これを見てようやく地上へ下りてきたとホッとしました。

日浦山 Aルート

日浦山 Aルート

視界も開けて墓も見えてきました。左下に写っている細い道が登山道です。人がすれ違えないほど狭いです。

日浦山 下山

Aルート登山口

そしてひまわり観音の後ろ姿が見えてきました。

日浦山 ひまわり観音

ひまわり観音

Aルート登山口への入り口に日浦山のルート案内図が有りました。登山道じゃなくて遊歩道なんですね。遊歩道にしてはきついような・・・。

日浦山 ルート案内

ルート案内

まとめ

下山は道に迷ったり膝が痛くなったりで、頂上出発から入り口まで2時間近くも掛かりました。道に迷って30分ロスし、膝が痛くて牛歩戦術で下りて来たのが大きな原因です。初心者向けの山とはいえ、やはり運動不足の人間がいきなり登るには無理があったんでしょうね。元々膝の調子は良くなかったのですが、大丈夫だと思ったのが間違いでした。頂上の時点で痛みが出始めていましたが、登ったからには下りない訳にはいかないですからね。

以上、日浦山登山について二回に分けて書いてみました。1,200枚近く撮影した中から、たった60枚しか掲載しなかったので、かなり途中が抜けています。抜けたところには険しい道のりも沢山写ってます。登る時はよく考えて登りましょう!と痛い目を見た私からのメッセージでした!(笑)

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