Andoer BG-2N D7100/D7200用 バッテリーグリップ

 今回はNikon D7100ボディーと一緒に購入したAndoer BG-2N D7100/D7200用バッテリーグリップについて書いていきたいと思います。Nikon純正は高いので、聞いたことのないメーカーのものをAmazonで購入しました。純正に比べて”0″がひとつ少ないですからね。Nikon MB-D15互換品です。

最初に

 このバッテリーグリップはD7100/D7200の両方で装着出来るみたいです。D7500からはD500がフラッグシップモデルになったため、D7500はその下のクラスという扱いになったからなのか、Nikon純正からもバッテリーグリップのオプションが無くなったため、互換品も今のところ出てきてないんでしょうね。ちなみにD500にはオプション設定が有ります。さらにD5100にはNikon純正のバッテリーグリップは無いのですが、互換品は有ったりします。

純正との違い

 今回購入したAndoer製のバッテリーグリップは、純正を持ってないので確かではないですが、Web上の写真とかを見た感じでは見た目はほとんど同じで、セット内容も同じになっています。下図の左から単三乾電池用のホルダー、真ん中がバッテリーホルダー、右がバッテリーグリップ本体になっています。端子のところに保護用のカバーが付いてます。単三乾電池は6本使うようになっています。上側に4本下側に2本入ります。バッテリーホルダーはD7100用のバッテリーがひとつ入ります。乾電池ホルダーは有るといざというときに乾電池を買って使えるのですが、正直これを現場に持って行くか?となると難しいですよね。それより予備のバッテリーを持って行った方がかさばらないですからね。D7100のバッテリー持ちは凄く良いので、動画でも撮らない限り二本使いきることは無いと思います。

バッテリーグリップ セット内容

Andoer製バッテリーグリップのセット内容

装着

 D7100は純正でバッテリーグリップのオプション設定があるため、初めからバッテリグリップを装着出来るよう設計されています。具体的にはバッテリーグリップ装着用の端子がボディー下部に装備されていて、シャッターボタンや前後ダイアル、十字キーやOKボタン、AE-L/AF-Lボタンが連動するようになっています。

D7100 接続端子

D7100ボディーの下部 バッテリーグリップ接続端子

 ボディー側の端子はゴムでカバーされていて、バッテリーグリップを装着する際には取り外す訳ですが、バッテリーグリップにはこの取り外したゴムカバーを取り付ける場所があります。その為、取り外して何処かへ行ったなんてことにならないのが良いです。フラッシュ取り付け部のクイックシューカバーなんて無くなりそうですよね。

ゴムカバー セット

取り外したゴムカバーをバッテリーグリップに取り付けたところ

十字キー

 設定などで使う十字キーですが、正直コレは使いにくいです。でも多分これも純正と同じなんですよね。純正を使ったことが無いのでわからないですが、ボディーの十字キーは目的の十字キー部分を押すのですが、バッテリーグリップの十字キーは真ん中のボタンをスティックの様に目的方向へ倒すように動かすのです。使ってみた感じでは、ボタンの可動域が小さいため、結構使いづらいです。まぁこのボタンに関してはOKボタンを押すとき以外ボディーのを使った方が良さそうです。

十字キー 設定

設定用十字キー スティック?

 ボディーへの取り付けは三脚用のねじ穴を使って留めるのですが、このバッテリーグリップにも三脚用のねじ穴が付いているので、バッテリーグリップを取り付けても三脚への設置が可能です。あとはボディーと同じように、ACアダプターも使えるように線を逃がす隙間もあるし、電源スイッチもシャッターボタンのところにボディーと同じ形式で装備されてるし、前後にダイアルも有ります。初めて使う時、バッテリーグリップにも電源スイッチが有るとは知らず、電源を入れずに操作しようとして作動しなかったので、初期不良かと思ってしまいましたw

使い心地

 さて肝心の使い心地ですが、縦持ちで前後ダイアルが使えてグリップをしっかり持ってシャッターが切れるというのは便利すぎます!通常の持ち方でもボディーのグリップが下方向に長くなるような感じになるので、縦持ち以外でも握りやすくなります。ファインダーを覗くときにボディーと同じ位置を覗こうとして失敗することは有りますが、そこは慣れでしょうね。重量は当然重くなるのですが、それ以上にしっかり持てるのが良いです!設定でボディー内のバッテリーから使うか、バッテリーグリップ内のバッテリーから使うか設定出来ます。しかし、バッテリーグリップから使うようにしてもボディー内のバッテリーも減っていきますが減り方はわずかで、バッテリーグリップの方が早くなくなるので、何かのときはボディーのバッテリーを使っているのかもしれません。あくまで憶測で、この製品特有のものなのか、純正だとどうなのかはわかりません。

電池 使用順序

電池の使用順序設定画面

まとめ

 以上、バッテリーグリップについて書いてきましたが、正直、純正のを高い金出して買うのはためらいますが、これだと気軽に買えるのでお薦めです。でも本当に縦持ちだけではなく、見た目も通常の持ち方でもグリップが良くなるし、バッテリー容量を増やせるなどメリットが多いため、バッテリーグリップ自体お薦めです。純正だと安めのレンズ一本買えちゃうくらいの価格がしますが・・・。

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コメント

  1. Taku より:

    丁度このバッテリーグリップを買うかどうか迷っていて、検索でここへ辿り着きました。価格も安いので買ってみようと思います。ありがとうございました。

    • souten より:

      Takuさん コメントありがとうございます。
      このバッテリーグリップは、安いけど十分実用的なので良いと思いますよ!最近の中華製はかなり良くなってきてると思います。ただ、ハズレもたまに有るみたいですが、その辺がまだまだなんでしょうね。

      • Taku より:

        本日無事に届き、早速試してみました。問題なく装着出来て不具合もなく動作しました。本当に縦持ちでの撮影が楽ですね。これでまた撮影する楽しみが増えました!

        • souten より:

          届いたんですね!これからドンドン撮影を楽しんでください!撮影の便利さだけでなく、見た目もちょっと高級感が出ますからね!w