前回の記事ではNikon D7100を購入するまでの紆余曲折を書きましたが、今回は今まで使っていたNikon D5100と比較して、どういうところに違いが有るか、写りや操作性、設定項目などについて書いていきたいと思います。
目次
最初に
決定的な違いとして、発売された時期が違うこと、エントリークラスと上位クラス(一応D500が発売されるまでフラッグシップモデル)などが有るため、比較するのもおかしな話ですが、買い換えるとこんなにも違うよ!という事を書いてみたいと思います。
外観の比較
まずボディーの外観やサイズですが、さすがにエントリークラスと上位クラスということもあり、D7100の方が大きいです。D7100はボディー内に、Dレンズなどのレンズ内にモーターが無いものを駆動させるAF用モーターが内蔵されているため重量も重いです。D7100はSDカードがダブルスロットなので高さもあります。全体的の外観は、D7100の方が角張っていて、D5100は丸みを帯びた感じです。
操作性
操作性については、全体的にD7100の方がボタンが多く、設定ダイアルも前後に有ります。D5100だとモニターで設定していたことが、D7100ではボタンやボタン+ダイアルで設定出来たりするため、かなり設定する際の操作が楽です。実際に使ってみると、現場でメインモニターを見て設定する機会はほとんど無いです。D7100は肩部分にサブモニターが有るのも大きな違いで、設定のしやすさや現在の設定状況確認がかなり楽です。メインモニターを使わないということは、それだけバッテリー消費も少ないということですからね。
使ってみて便利なのは、シャッター設定が撮影モード切替ダイアルの下にあって簡単に切り替えられることと、AF関係の設定がAF/MF切り替えスイッチとボタン+前後ダイアルで出来ることです。AF-CやAF-Sの切り替え、d51やd21、AUTOなどのフォーカスポイント数の変更ができ、設定状況がサブモニターで確認出来るので、本当にメインモニターを点けることが無いです。さらにボタンやボタン+ダイアルは、その機能を用意された中からですが、自分で選択出来るという便利さ!これらの機能はD5100ではほとんどメインモニターでいちいち設定していたのですから、D7100の便利さは圧倒的です!これらの細かいボタン設定などは今後その都度書いていきたいと思います。ちょっと気になった点は、D5100に比べてOKボタンが押しにくいです。D5100はOKボタンの周りが少し凹んでいて、D7100はすり鉢状の十字キーの真ん中にあり、D5100の方がボタンの出っ張りが多いため押しやすいのだと思います。
撮影
次に実際に撮影してみた感想ですが、これまた驚きで、シャッターを切ったときの音や感触がD5100とは全然違うのです!D5100がおもちゃに思えてくるくらい違います。D5100を買って最初に撮影したときも、それまで使っていたネオ一眼のFinePixがおもちゃに思えましたが、同じメーカーのAPS-C デジイチでもグレードが違うとここまで違うのかと驚きました。どう違うかというと、D7100の方が重厚感のある音がして、D5100は軽い感じの音です。D7100が「ガシャン」って感じで、D5100が「カシャン」って感じです。ちょっとわかりづらいですねw
画像
そして結構違うのが画素数です。D5100が1,620万画素に対してD7100が2,410万画素なので、一枚の写真でファイル容量が結構違ってきます。私はRAWで撮っているので、余計ファイル容量の違いが出てきます。実際PCへ転送するときもあきらかに遅いです。画像サイズもD5100のサイズLが4,928×3,264ピクセルに対してD7100のサイズLは6,000×4,000ピクセルです。
他にも動画撮影が1920×1080 60iに対応したとか、シャッタースピードが1/8000まであるとか、フラッシュ使用時のハイスピードシャッター対応とか上げればキリが無いのですが、やはり上位機種って感じです。中でもファインダーがペンタプリズムで視野率上下左右100%というのが大きいです。D5100だとファインダーで見えてない部分まで写ってることがあったのですが、D7100だとファインダーで見えた部分がきちんと写ってるという感じです。具体的には、被写体に対して余白を考慮して撮ったはずが、実際に撮れた画像を見てみると余白が多かったりとか有りました。その他は、意外と発売時期がほぼ同じというのもあって、似たような部分も結構あったりします。ISO感度とか撮影モードの種類、エフェクトモードの種類などです。最近の機種はISO感度の上限が上がっていたり、撮影モードやエフェクトモードに新しい項目が増えていたりしますからね。
まとめ
以上、そもそも比べるのが間違いなのですが、やはり上位機種だけあって設定項目が多く、細かく設定出来るようになっています。すべての違いを書くのは大変なので、今後、状況に合わせて書いていきたいと思います。