以前の記事で書いたNEEWERの72mmフィルターセットに入っていた、ねじ込み式 花形フードについて書いてみたいと思います。元々使う気はなくて、しばらく袋さえ開けてなかったのですが、ちょっと気になって開けてみました。
目次
はじめに
どのレンズも大抵はフードが付属しているため、壊れたとか無くしたとかでない限り、必要になることは無いと思います。最近の廉価なレンズやキットレンズは、フードが付属してない事が増えたみたいですが・・・。D5100を購入したときのキットレンズ「Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR」もフードが付属してなくて、後から購入したのを思い出しました。
花形フードの外観
Amazonでいろいろとカメラアクセサリーを見ていると、花形フード単体で売っているのを見掛けます。それらはねじ込み式で、逆付けも可能というものが多いので、このNEEWER製のもそうなんだとばかり思っていたのですが、いざ開けてみると、本当にただのねじ込み式花形フードでした。フードをフィルター枠にねじ込み、フードに付いている大きなナットのような物を回し、レンズに固定するタイプです。フードがねじ込み式のため、花形なのできちんとした向きで留まるように、自分でナットを回して固定しなければいけないのです。ちょっと面倒臭いです。
花形フード単体の外観です。72mmと書かれた下に逆三角マークが有りますが、これをレンズの真上に合わせます。Nikonのレンズだと、カメラボディーへ取り付け時の合わせマークが有る位置です。
そしてネジが切ってある後ろ側の部分です。単純にネジが切ってあり、位置固定用のナットがはめてあります。
位置固定用のナットを外したところが下図です。このナットは完全に外すことが出来ます。
そして「Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR」に付属しているフードと並べて撮った画像が下図です。NEEWERの花形フードの方がかなり大きいです。
「Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR」のレンズに装着した画像が下図です。結構な迫力になります
レンズへの取り付け部分を撮った画像が下図です。こんな感じでフードの位置を合わせ、ナットを回してレンズに固定します。フードを一杯までねじ込むと、正しい位置にはならなかったです。
使用用途
この花形フードを使ってみようと思ったきっかけは、「SIGMA MACRO 105mm f/2.8D EX」を購入し、付属のフードがねじ込み式で、フードを着けるとレンズキャップすら着けられないため、不便なのでステップアップリングを使って、この72mmの花形フードを着けられないかと思った訳です。この花形フードなら、フード部分に72mmのフィルターやレンズキャップが着けられるのです。「SIGMA MACRO 105mm f/2.8D EX」のフィルター径は58mmなので、この72mmの花形フードならケラレることも無いだろうという考えです。
予想通り、SIGMAの105mmに装着してもケラレることは無かったのですが、「Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR」に装着した場合、広角端の10mmではケラレました。どこまでケラレるか試したところ、12mm以上ならケラレなかったです。標準レンズくらいならケラレないと思います。10mmでケラレた様子の画像が下図です。
ラバーフード
以前「ねじ込み式 ラバーフード」として記事を書き、二段階にしか長さを変えられないと書いたのですが、あれから改めて試してみたところ、このラバーフードも三段階に長さが変えられました。中間の長さにするにはちょっとコツが要りますが、最長でケラレる場合には有効なので、ここで画像を掲載したいと思います。
まとめ
NEEWERの72mmフィルターセットに入っていたフード達ですが、最初は使う予定が無くてオマケ程度にしか考えていませんでしたが、改めて見て考えてみると、いろいろと使い途がありそうです。