互換バッテリーを予備バッテリーにする

 今回は予備バッテリーとして、純正ではなく安価な互換バッテリーを購入し、使用したことについて書きたいと思います。以前のブログでは書いていませんが、互換バッテリーはNikon D5100時代から使用していて、Nikon D7100でも安価なDSTE製 EN-EL15 互換バッテリーを購入し、予備用というかバッテリーグリップ用に使用します。

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D5100用互換バッテリー

 Nikon D5100時代に使っていたのは、ROWA JAPAN製の互換バッテリーで、7.4V 1030mAh 7.6Whとなっています。D5100用の純正バッテリーはEN-EL14で7.4V 1030mAh 7.7Whです。EN-EL14は後継機としてEN-EL14aが発売され、D5100でもファームウェアを更新すれば使用出来るようになりました。EN-EL14は生産中止になってEN-EL14aしか無い状態なので、純正で買い換える場合は必然的にEN-EL14aになります。EN-EL14aは7.2V 1230mAh 8.9Whと電圧が下がり容量が増えています。

D5100用バッテリー 左:純正 右:ROWA製

 D5100では純正と互換品を交互に、片方が無くなるともう片方へ入れ替え、その間に充電しておくという感じで使っていました。互換品を買ったのが2013年3月、純正はD5100を買ったときの付属品なので2013年2月。まぁほぼ同時に使い始めた訳ですが、このときから5年経った今、純正は多少劣化しましたが、ほぼ問題なく使えるレベルです。しかし、互換品は満充電しても無くなるのが早くなりました。まぁ値段を考えれば妥当なところかもしれませんね。互換品は純正の半額以下で買えるので、むしろ長持ちした方ですかね?最近はAmazonで二個セットとかでもっと安いのも有ります。ちょっと悩んでいたのですが、D7100を買ったのでD5100用は純正のみにして、自宅での撮影はACアダプターを使うってことにしました。

D7100用互換バッテリー

 次に今回、D7100ボディーと同時に購入したDSTE製 EN-EL15互換バッテリーですが、バッテリーグリップ用と予備用と二つ買おうとも思ったのですが、D7100のレビューなどを見ると、バッテリーの持ちは相当良いという事だったので、バッテリーグリップ用だけにしました。今回購入したEN-EL15互換バッテリーは、メーカーがDSTEという聞いたことのないメーカー製ですが、Amazonのレビューを見てみると問題なく使えるということなので、安価なこれにしました。

D7100用バッテリー 左:純正 右:DSTE製

 仕様は、純正のEN-EL15が7.0V 1900mAh 14Wh、互換バッテリーのDSTE製は7.0V 2550mAh 17.9Whとなっていて、互換バッテリーの方が容量が大きいです。D5100用のバッテリーとは、純正同士を比べてみても容量が大きいです。以前の記事にも書きましたが、D7100はD5100に比べて設定変更などがボタンとダイアルで出来るため、D5100に比べてモニターを使う頻度がかなり少ないため、さらにバッテリーの持ちが良いという訳です。D5100はバリアングルもあるので、余計にモニターの使用頻度が高いです。

電池チェック

 D5100には無くてD7100には有る機能なのですが、バッテリーの劣化具合などが見られる機能があります。メニューの中に「電池チェック」という項目が有り、そこを見ると残容量や撮影回数、劣化度がわかります。撮影回数はバッテリーを充電してからの撮影回数で、充電器にリセットする機能が付いているんでしょうね。バッテリーグリップを付けていると、本体のバッテリーとバッテリーグリップのバッテリーの両方の情報が表示されます。

メニューの電池チェック画面

充電器

 充電器もD5100と違っていて、D5100用はプラグが充電器本体に内蔵されていて、充電するときだけ引っ張り出してコンセントに差し、使わないときは折りたたんで仕舞うことが出来るようになっています。一方D7100用は、コンセント直差し用プラグとコードが付属していて、好きな方を充電器本体に差し込んで使えるようになっています。そして直差し用に充電器本体の差し込み口の角度が変えられるようになっています。私は直差し用プラグのみを使っていて、コードは袋に入れて元箱に入れたままになっています。前のオーナーもそうしてたみたいで、袋を開けた形跡もコードをまとめているワイヤーをほどいた形跡も無かったです。このプラグとコードは中古だとどちらかが欠品していることが多いんですよね。コードは汎用品が使えそうですが、純正を使う方が安全でしょうね。中古で買って欠品していて、どうしてもコードが使いたい方は自己責任で使ってみて下さい。

D7100用充電器一式

まとめ

 以上、バッテリーや充電器について書いてみました。実際に使ってみた感じは、互換バッテリーの方が容量は多いのですが、それ程長く持つという印象は無いです。そもそも純正でも中々無くならないので、差がわかりにくいというのも有るかもしれません。バッテリーや充電器もD5100などのエントリークラスと差が付けられていて、電池チェックの機能なども搭載されているため、やはりD500が出るまでフラッグシップモデルだったことを感じさせる部分でした。

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