YONGNUOのレンズ達

今回は現在、ちょっと気になっているレンズ「YONGNUO」の単焦点レンズについて書いてみたいと思います。YONGNUOのレンズは中国製の単焦点レンズで、焦点距離が14mm・35mm・40mm・50mm・85mm・100mmの6種類用意されています。ここで書いた事は、あくまで個人の意見です。

はじめに

YONGNUO 紅花詰草

この写真はイメージです。
記事とは関係有りません。

YONGNUOというメーカーは今まで聞いたことがなくて、Amazonでいろいろ物色しているときに見つけました。調べてみると、元々防犯カメラなんかを作っていたメーカーらしいので、レンズに関してはある程度の技術があるのかもしれません。レンズの他にスピードライトなどのカメラ関連グッズも有ります。

このレンズの魅力は何と言っても価格で、新品の50mmの単焦点レンズが一万円以下で変えるというのはかなり惹かれるものがあります。DCモーターですがフルサイズ対応というのも良いですよね。しかし、フードが付属してなくて、メーカーからも用意されてないですが、安価な互換バヨネットフードが着くらしいので、その辺は大丈夫そうです。

このレンズの特徴として、レンズにUSB端子が付いていて、レンズのファームアップが出来ることです。USB端子はレンズの化粧リングの所に付いていて、WEBサイトからファームデーターをダウンロードしてファームアップするみたいです。ファームアップでAF精度が上がったとかAF速度が上がったとかのレビューがあります。

追記(2018/06/12)

35mmと50mm、85mmのレンズがリニューアルしたみたいです。化粧リングの所に有ったUSB端子が無くなり、見た感じだとバヨネットフードの取り付けも出来なさそうです。85mmのレンズはボディー横にUSB端子が移動したみたいです。100mmもリニューアルしたっぽいのですが、見た目では違いが分かりません。CANON用ですが、50mm f/1.4なんてのも新たに発売されてます。Amazon上だと新旧ごちゃ混ぜで、なんかまだとっ散らかった感じになってます。注文した人も新しいのを頼んだのに古いのが来たとかあるみたいです。価格も色々有ってよく分からない状態ですね。もうしばらく様子見が良さそうです。

YONGNUO YN14mm f/2.8

このレンズは前玉が出目の単焦点広角レンズです。OptekaやSAMYANGと同じように感じますが、なんとAF対応です!しかし、価格がそれなりにするため魅力が半減ですが、AFが出来る事を思えば安いです。しかし、ちょっと試してみようという価格ではないですよね・・・。APS-C機で使うなら「Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f4.5-5.6G VR」を買った方が、安くて純正で安心でステッピングモーター内蔵で手ブレ補正まで付いてるので、このレンズを選択する余地はないですよね。フルサイズ機だと一応、選択候補になるかもしれませんが、フルサイズでこのレンズを選ぶ勇気はないですよね。よってあまりニーズはないのかなぁと。

YONGNUO YN35mm f/2

このレンズは、APS-C機なら「Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」の単焦点レンズと競合する位置づけですが、価格差がそれ程ないため、やはり安心の純正を選びたいですよね。このレンズはf/2でNikonのがf/1.8というのも気になります。フルサイズ機だと一応、選択候補にはなると思いますが、魅力なのは価格くらいですよね。それでも中央付近の写りは悪くないので、中央付近でのみの使用なら有りかもしれません。でもそれならNikon DX 35mmでDXクロッピングの方がマシかも?少しでも安く新品レンズが欲しいという人向けでしょうか?

YONGNUO YN40mm f/2.8

このレンズはCANONのレンズの模倣とかいうレビューがあります。Nikonにはマクロレンズが同じスペックで有りますが、このレンズはパンケーキレンズなので、Nikonにもサードパーティーにも競合が無いです。その為、スペック的には35mmとほぼ同じですが、パンケーキレンズが欲しい人には良いレンズではないでしょうか。APS-Cでもフルサイズでもほぼ標準レンズになりますからね。私はNikon Micro 40mm f/2.8を持ってますが、レビューを見ていて欲しくなってきました。パンケーキレンズって前から欲しかったのですが、見当たらなかったので諦めてたんですよね。

YONGNUO YN50mm f/1.8

何故かこの焦点距離50mmのレンズが一番安いんですよね。そしてAPS-C機用のDXレンズではラインナップがありませんが、Nikonにはフルサイズ兼用が有り、価格も比較的安価なので、DXレンズが無いんでしょうね。焦点距離50mmはAPS-C機で使うと中望遠になり、標準から少し離れるため悩むところですが、やはり何と言っても価格が一万円以下というのはかなり魅力です。何故かCanon用はさらに安いんですよね・・・。Canonには撒き餌レンズと呼ばれる焦点距離50mmの安価なレンズが有るため、価格を安くしてるのかもしれませんね。Nikon用もCanon用の価格だったら買ってたかも・・・。

YONGNUO YN85mm f/1.8

焦点距離が85mmになると一気に高くなります。それでも焦点距離85mmでf/1.8ならこの価格は安いんですけどね。あまり人気が無いのかレビューがありません。この辺の価格になると、ちょっと試してみようという気にならないんでしょうね。この価格なら他に選択肢がいくつかありますからね。例えば少し価格差はありますがTAMRONの90mm。f値は2.8ですが、マクロレンズですからね。DCモーターの点も同じです。圧倒的に評判はTAMRONが良いですけどね。中古だと価格はほぼ同じです。YONGNUOは新品でもフードが付いてないため、尚更、選びにくいですよね。

YONGNUO YN100mm f/2

最後に焦点距離100mmのレンズです。価格は少し高めですが、焦点距離100mmでf/2としたらかなり安いです。正直私も悩みました。散々悩んだ結果、SIGMAの105mmのマクロレンズを購入したんですけどね。これも85mm同様、レビューが少ないです。やはり二万円くらいになると中々冒険しようと思う人が少ないのかもしれません。このレンズも価格的にTAMRONの90mmと比較する人が多いかもしれませんね。

まとめ

YONGNUOのレンズはとにかく価格が魅力で、すべてをわかって購入する分には良いと思いますが、期待して購入したらガッカリするかもしれません。当たり外れが大きいのも考え物です。すぐに壊れたというレビューもいくつかありますからね。DCモーターで手ブレ補正が無くて、フードも付属してない、写りも細かいところを見なければ明るくてそこそこ写るレンズ、というのを理解しておけば購入も有りではないでしょうか?私も結構悩んでいたりします。

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