D7100をAmazonのマーケットプレイスの中古で購入

 さていよいよ本格的に書いていく訳ですが、まずは復帰第一弾として復活の切っ掛けとなったNikon D7100ボディーについて書いていきます。この機種に決めるにも紆余曲折が有り、その辺についても書いていきたいと思います。今回はこの機種を購入するところまでです。

はじめに

 まず最初に、今まで持っていたNikon D5100はさすがに古いということで、少しでも新しい機種を買おうと決めました。条件としては、今時のローパスフィルターレスであることが絶対条件で、NikonにするならNikonから発売されているステッピングモーター内蔵レンズのAF-Pに対応していることなどがありました。今時のGPS内蔵とかWi-Fi内蔵、Bluetooth内蔵とかはあまりこだわりませんでした。

Nikon D5100

今まで使ってきたNikon D5100

メーカー選び

 機種を決めるときにまずメーカーですが、今までのレンズ資産などを活かすためにNikonが定番なのでしょうが、悩んでいるときに販売サイトなどを見ていると、丁度その頃何故か「PENTAX K-70 18-135WRキット」が6万円台半ばで売られていたため、ちょっと心動かされました。今までのレンズ資産などは活かせないけど、エントリークラスとはいえ、この価格でローパスフィルターレス、ボディー内手ブレ補正、バリアングル液晶、シャッタースピード1/6000、Wi-Fi内蔵、防塵・防滴構造、そしてなによりファインダーがペンタプリズムで視野率100%というPentaxならではのお得感が気に入りました。しかし悩んでいる間に一気に一万円以上も値上がりしたため、結局Nikonから選ぶことにしました。今、改めて価格comを見てみたところ、その頃注文した人は品切れで商品の到着が遅く、まだ届いてないという書き込みがありました。同じ考えの人が多くて注文が殺到したんでしょうね。だから価格も一気に値上がりしたんでしょうね。あのとき運良く注文出来ていても、いつ届いていたかわからないですね。コレはコレで良かったのかなぁと思います。

ニコン機からの選択

 いきなりメーカー選びから紆余曲折あった訳ですが、結局メーカーは、今までのレンズ資産などを活用出来るNikonに決めました。次にNikonの中でもどれにするか悩みました。金銭的にフルサイズ機は無理だと諦め、当初の絶対条件であるローパスフィルターレス機はD3000台ならD3300以降、D5000台ならD5300以降、D7000台ならD7100以降、D500という現行のAPS-C機のフラッグシップモデルとかもあります。D7000の中古が2万円台でかなり惹かれたのですが、ローパスフィルターレスじゃないということで止めました。D500はAPS-C機ながらフルサイズ機並みに価格が高いので諦めました。

AF-P対応機

 次にステッピングモーター内蔵レンズが気になり、色々とレビューや作例を見ながらセットになっているD5600やD5300、D3400のダブルズームキットに目を付けました。何故かひとつ前の機種D5500じゃなくてD5300にステッピングモーターのキットが有るんですよね。さらにD5000台はD5400を飛ばしてD5500になってるんですよね。D3000台はちゃんとD3400になったのに。不思議ですね。それはともかく、ステッピングモーター内蔵レンズはAFが早くて静かだという評判だったので試してみたいし、今後の事も考えると、対応品じゃないと新しいレンズのために、またボディーを買い換えるなんて事になりかねないですからね。

実店舗で体験

 ということで、まずはステッピングモーター内蔵レンズがどんなものか実際に試してみたくなり、近くの家電量販店へ見に行きました。このレンズ次第でキットを買うかボディー単体を買うか分かれるところですからね。なにしろ焦点距離は持っているレンズとかぶる訳ですから。デジイチのコーナーを見ていると、早速店員がやって来て「デジイチをお求めですか?」って言ったので、正直にレンズを試したいと言ったのですが、バッテリーは入っているものの、メモリーカードが入ってなくてシャッター半押しすら出来なかったので、店員にメモリーカードを入れてはダメかと聞くとダメだというので諦めて帰りました。家に帰った後で思い出したのですが、設定でメモリーカード無しでもシャッターを押せるようにすれば試せたんですよね。どっちにしてもそのお店では買わないことに決めました。値段もD5300ダブルズームキットがネットより2万円も高く、交渉すると一万円までは安く出来ると言ったけど、それでも1万円も高いですからね。ということでステッピングモーター内蔵レンズを試すことが出来ずに終わりました。

エントリークラスを考える

 次に値段的に安いD3400にするか、価格は高いがD5600 or D5300にするか悩みました。D3400は安いけど最新機だけあって高感度やBluetooth対応で良さそう。D5600は最新機のエントリークラスなのでバリアングルやタッチパネル、Wi-Fi、Bluetooth対応で機能的には文句なしです。D5300はちょっと古いためタッチパネルやBluetoothには対応してないけど、D5100よりは新しい分、画像処理エンジンなどが進化しているため魅力的です。しかし、やはりエントリークラス、特にD3400は設定出来る項目が少なく、色々いじって設定するデジイチならではの楽しみが無いと感じ止めました。

D7100へ決定

 となると残るはD5300以降とD7100以降ということになります。悩みながら色々WEB上を見て回っていたところ、Amazonのマーケットプレイスの中古に状態の良さそうなD7100を見つけました。現物の写真付きで箱付きの付属品もすべて揃ってショット数も1万回いってないものでした。中古だと付属品が揃ってないものが多く、箱なんて付いてる方が珍しいくらいで、それでいて値段には影響しないというのだからこれは得なのでは?と思い、価格も有名カメラ店の美品中古より安かったため、その日のうちに注文してしまいました。届いたものは外観もかなり綺麗でスレや傷などもなく、付属品もすべて有り、ケーブルなどはビニール袋に入ったまま開封した形跡もありませんでした。ファームウェアを見てみると、ファームウェア/ゆがみ補正データの両方とも初期状態のver 1.00でした。恐らく前のオーナーはほとんど使ってなかったんでしょうね。

まとめ

 以上、紆余曲折有りながら、Nikon D7100ボディーをAmazonのマーケットプレイスの中古で購入したというお話でした。ちょっと急展開過ぎる話でしたが、次回からこのNikon D7100について書いていきたいと思います。