野鳥撮影 設定見直し リベンジ編(カワセミ)

 二回にわたって野鳥撮影の設定見直しで書いてきましたが、今回はカワセミだけについて書いてみたいと思います。ただでさえ野鳥をまともに撮れない中、無謀にもカワセミという難しい鳥に遭遇し、撮影したことについて書いてみます。

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はじめに

 カワセミは漢字で「翡翠」と書くくらい綺麗な鳥です。私が野鳥撮影を始めたのが2月上旬で、その頃は木も葉が落ちていて、カワセミが木にとまっていれば、背中が青色でお腹がオレンジ色なので割と目立ち、すぐ見つけることが出来ました。ただし、遠くにいて体長が小さいため、目を凝らして見なければ見逃してしまいそうです。今回も撮影に使ったレンズは「TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD A005N」の望遠レンズで手持ち撮影です。

カワセミとの遭遇

 カワセミとの遭遇は前回に続き2回目です。2回野鳥撮影目的で行って2回とも遭遇出来ました!まずは木に留まっていたところを撮ったものです。相変わらず遠くにいて、小さくにしか写せませんでした。しかも写りが悪い・・・。このカワセミは下くちばしが黒いのでオスですね。メスは下くちばしがオレンジ色です。(メスは後半に出てきます)

カワセミ 最初の遭遇

最初の遭遇 等倍

カワセミのダイブ

 この後、またしてもカワセミのダイブシーンに遭遇したのです!今回は前回より撮影枚数が増えました!前回は4コマしか撮れなかったのですが、今回は11コマ撮れました!この時はまだSandiskのSDカードを購入する前だったので、それ程連写が出来ない状況でのこの枚数は、これだけでも満足のいく結果だったかもしれません。もちろん写りは全然ですが・・・。それではそのシーンをすべて掲載します。すべてトリミング無しなので、サムネイルではどこにいるかわからないかも・・・。ちなみに、5コマ目はカワセミを追い切れずにまったく姿が写っていません。

ダイブ1 木から飛び立ったところ

ダイブ2 水面へ一直線

ダイブ3 横移動

ダイブ4 捕食!

ダイブ5 姿を見失う

ダイブ6 再び捉える

ダイブ7 上り始め

ダイブ8 上昇中

ダイブ9 枝が目前

ダイブ10 枝に到着

ダイブ11 完全に停止

 カワセミの姿はハッキリ写っていませんが、どこにいてどんな格好をしているかくらいはわかると思います。6コマ目7コマ目なんてまさに弾丸です!これがきちんと撮れるようになると楽しいんでしょうね。未だに撮れてません。この後、このカワセミはどこかへ飛んでいってしまいました。カワセミとの距離があり、画角が大きいため、素人でもここまで撮れたんでしょうね。これを超望遠で撮るとなると追うことすら難しそうです。

カワセミのお見送り?

 撮影が終わり家に帰ろうと下流へ向かっていたとき、後ろから横をすごい勢いで通り過ぎた何かがいました。そして目の前の木に留まったのは紛れもないカワセミです!その距離わずか4~5mほど!すぐさまカメラを構えて撮りました。こんなチャンス二度と無いです!実際、これ以来一度もこんな近距離に来たことは無いです。逃げないようにジワジワと近づきながら撮影しました。でもまぁ結局どこかへ行ってしまったのですが、それでもその間、約90枚も撮ってしまいました。なのに写りがイマイチという何ともお粗末な結果に・・・。このときのカワセミは下くちばしがオレンジ色のメスでした。すべてトリミング無しです。

見送り?1 最初に撮ったカワセミ

見送り?2 少し近づきました

見送り?3 もっと近づきました

見送り?4 逃げたと思ったらすぐそばの枝へ

見送り?5 カワセミ 最接近!

 一枚目から三枚目は同じところに留まっていたのを近づきながら撮りました。カワセミが留まっている枝を見るとわかるのですが、左前方にいたところへ近づき、真横付近まで近づけたのがわかると思います。そして3枚目くらいまで近づいたとき飛んでいったのですが、すぐ先の枝にまた留まったので、また近づきながら撮りました。5枚目はかなりの近距離です!最初に撮った写真の等倍くらいまで大きく写せました!そして等倍にしたものが下図です。丁度、等倍に収まる大きさでした。なんかカワセミは綺麗に撮れない鳥なんじゃないかと思ってしまうくらいの写りです。しかし、ネット検索するとみんな綺麗に撮ってますからね!サムネイルだとそこそこに見える?

最接近 等倍

まとめ

 千載一遇のチャンスに恵まれながらうまく撮れなかったため、よりうまく撮れるようになりたいと強く思うようになりました。この後もまだまだ試行錯誤が続きます。時にはおかしな方向へ行ったり、おかしなこともしながら、結局、こうやって試行錯誤するのが楽しかったりします。その結果、良い写真が撮れれば良いのかなぁと。その肝心の良い写真が撮れないので悔しいんですけどね!という訳で、もうしばらく野鳥撮影についての記事が続きます。

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