あるときネット上でふと目にした画像に、ガラスを使って撮影した面白い画像を見掛けました。調べてみると、いわゆるインスタ映えというので流行っているらしかったです。そこで私も試してみたくなり、クリスタルクリアボールを購入してみました。
目次
購入先
購入したのはAmazonのマーケットプレイスで、中国からの発送でした。他にも国内発送やAmazon発送のものもあったのですが、価格の安さと急いでないということで中国発送のものを選んでみました。一時期中国通販にはまっていたこともあるので、それ程抵抗はなかったです。とにかく桜が咲くまでに届けば良いと思ってました。
注文から到着まで
注文したのが3月6日で届いたのが3月17日だったので、およそ10日で届いたことになります。注文した当初は到着予定日が3月24日で、追跡サービスを見てもまだ中国の空港だったのですが、突然届いて驚きました。未だにAmazonの注文履歴では配送中になっていて、配達が完了してないことになってます(笑)
クリスタルクリアボール
今回購入したのは30mm/40mm/50mmの三つで、送料込みで1,189円でした。商品自体はそれぞれ98円/163円/268円と安く、送料が660円で一番高かったです。この送料も購入するとき色々試してみたのですが、数や物によって微妙に変わりました。国内発送やAmazon発送のものは、送料は無料でも50mmひとつで800円とかするので、安く買えたことになります。
梱包と品質
届いたものは下図の様に箱が潰れまくって破れていたりボロボロでした。中身も傷が有ったり、中に小さな気泡が有ったりで、あまり品質は良くありませんでした。まぁやはり値段なりというところでしょうか。しかし、レビューを見てみると、国内のものでも品質が悪いものもあるようなので、運も有るのかもしれません。ちなみに、小さいものほど気泡が少なく綺麗で、大きいものほど気泡が沢山入っていて傷もありました。一番使いたい大きさのが一番品質が悪いという・・・。
水晶玉?
ちなみにここではクリスタルボールと書きましたが、どれも商品説明には人工とか溶錬とか書かれた水晶玉になっています。「天然水晶とクリスタルガラスの主成分は二酸化ケイ素でまったく同じものです」なんて注意書きもありました。溶錬とは細かい水晶を一度溶かし、真空引きをして再び固めたものらしいです。そもそも本物の水晶はガラスより透明度が低く、光が屈折するのが特徴なので、カメラでの撮影には不向きだったりします。本物かどうかを見分けるとき、線を書いた紙の上に玉を置いて、線がハッキリ見えたらガラス玉、線が二重に見えたら水晶玉らしいです。
実写
そして実際に撮った画像が下図です。撮影には最短撮影距離の短い「Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」のマクロレンズを使いました。クリスタルボールの精度が悪いからなのか、なかなか撮るのが難しく、最適なボールとレンズとの距離、ボールと被写体との距離がつかみづらかったです。ボールをレンズから離すと割と景色のピントが合いやすいような気がします。画像はどの程度の距離でどのように写るかがわかるよう、トリミングはしていません。指はちょっと加工しました。
この画像は桜がまだ咲いてないときにシロヤナギを撮ったもので、30mmと50mmを使いました。40mmも使ったような気がするのですが、画像では見分けがつかなかったので省略です。その時に50mmで芝桜も撮りました。
撮影方法
撮影方法は、クリスタルボールを固定するともう少し簡単に撮れるのかもしれませんが、クリスタルボールを片手に持ち、もう片方の手でカメラを持って撮影するという無謀ともいえる状態での撮影なのでピンボケが結構出てしまいました。今度は台座でも作ってきちんと撮ってみたいと思います。ようやく桜が咲いたので、その時50mmのボールで撮ったものが下図です。
購入するときどれくらいの大きさが良いのかわからなかったため、30mm/40mm/50mmの三種類の大きさのものを買いましたが、30mmでは小さく感じ、50mmくらいが丁度良い感じでした。30mmでもレンズに近づければうまく撮れるのかもしれません。
まとめ
以上、クリスタルクリアボールを使って、ちょっと変わった撮影をしてみました。もっと色々試してみればもっと良い写真が撮れるのかもしれません。ちなみに、これを買う前に百均で大きめのビー玉を買い、試してみたのですが、結構傷だらけだったり小さかったりでうまくいかなかったため、今回の購入に至ったりしたりします。