ずっと書いてきたアジサイ観察日記ですが、今回で終りです。終りは突然やって来ました。前回から2日目以降について書いていきたいと思います。
目次
はじめに
今回の撮影も「Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」のマクロレンズを使って、リングライトで照らしながら撮影しました。
2日後
まずは前回から2日目の様子です。やはり一番日が当たるところは成長が早く、色もドンドン付いてきました。他の所も明るいところから順に成長し、色も付いてきました。
少し奥の方のものは、あまり全体的に大きくならず、成長も遅いです。それでも上の方から花が開き、色も付いてきました。
その4日後
さらにその4日後です。かなり色が濃くなってきました。全体的に色が付いてきて、ほぼ全部花が開いています。
それに比べて奥の方の花は、花は開いてきましたが、色が付かないままです。やはり日当たりが関係しているのかも?
さらに2日後
どこまで成長するか見守っていると、さらに花の色が濃くなってきました。写真の色合いがちょっと違うのは、その時の天気や時間などで明るさが変わってきたためだと思います。
成長が遅かった他の場所も、全体的に花が開き、色も付いてきました。
摘花
ある日、玄関を見ると、アジサイの花が花瓶に入れられて飾られていました。親の手によって切り取られ、花瓶に生けられていたのです。花がきちんと上を向かず、あまりよく見えないからという理由でした。まぁアジサイは花が終わると、根元の新芽が出そうなところから摘み取らないと、次のための成長が促進されないため、いずれは摘み取られる運命なんですけどね。ということで、その切り取られた切り口を撮影してみました。
その後
アジサイの花は全部切り取られた訳ではなく、あまり咲いていなかった奥の方はそのまま残されていました。残った花の成長具合は、摘花される前の状態よりかなり色が濃くなっていました。摘花されて1週間後の様子が下図です。
まぁ確かに色は濃くなったのですが、本来のこのアジサイの姿じゃないのです。正直なんかあまり綺麗じゃないですよね?これなら普通の紫のアジサイの方が綺麗です。この時でも、奥の方の日当たりが悪い花は、色がほとんど付かず白っぽいままでした。やはり日当たりが重要なんだと思います。綺麗に咲いていたときは、日当たりは最高でしたからね。
まとめ
まぁ正直そろそろ飽きてきた・・・イヤ、成長しきった感があったので、そろそろ終りにしようかと思っていたところ、思わぬ摘花という状況になってしまったので、最後はまとめて一気に写真を掲載してみました。
最後に、2016年に撮影した、本来の姿のこのアジサイを掲載しておきます。この姿を見ると、いかに今年のアジサイがダメダメだったかよくわかると思います。普通のアジサイと模様がかなり違っていて、なかなか綺麗な品種なんですよ。環境が変わるとここまで変わるんですね。アジサイは土によって変わると言われていますが、このアジサイは鉢植えで、鉢ごとそのまま持って来たため、土自体は変わって無いんですよ。